肩に落ちる、白いもの。
気づいたのは、会議室の蛍光灯の下でした。黒いジャケットの肩に、白いかけらが点々と落ちている。手で払っても、しばらくするとまた落ちてくる。コスメは何十本も試してきたのに、頭皮のことだけは誰にも相談できずにいました。
生え際はいつもかゆくて、掻くとかさぶたのようなものがはがれる。朝シャンプーをしても、昼には頭皮がべたついてくる。鏡を見るたびに、ため息が出る毎日でした。
いちばん困ったのは、症状そのものより「気にしてしまうこと」です。黒やネイビーの服は避けるようになり、美容室の予約は先延ばし。人と近い距離で話すときは、無意識に頭を少し引いていました。

やったことは、全部やった。
「フケ=洗い方が足りない」と思っていた私は、まず洗い方を変えました。ここから、遠回りが始まります。
最初の数日はスッキリ。でも1週間もすると元通り。香りが強くて、洗い上がりは頭皮がつっぱる感じ。
「皮脂を落とせばいい」と信じて続けた結果、かゆみはむしろ強くなった。今思えば、いちばんやってはいけないことでした。
塗れば落ち着く。けれど、やめると戻る。薬は正しかった。でも「薬を塗っていない時間」の過ごし方が、何も変わっていなかった。
髪はきれいになった。頭皮は変わらなかった。「髪のためのシャンプー」と「頭皮のためのシャンプー」は、別物だと知りました。
自己判断でセルフケアをした経験がある人のうち、症状の悪化を経験した人の割合。私も、この中の一人でした。
出典:脂漏性皮膚炎に関する生活者意識・行動調査(n=12,183、全国20〜69歳、2025年11月〜2026年1月、ワイズ製薬株式会社)

「脂漏性皮膚炎」という言葉に、出会う。
転機は、夜中にスマホで検索していたときでした。「フケ かゆみ 生え際 赤み」。出てきたのは、「脂漏性皮膚炎」という言葉と、症状のチェックリスト。読みながら、これだ、と思いました。
あらためて皮膚科を受診し、診断がつきました。先生に言われたのは、こんなことです。
「症状が出ているときは治療をしましょう。ただ、これは慢性的に付き合う頭皮です。毎日のシャンプーで刺激を足していたら、いたちごっこになりますよ」
治療は医療に任せる。でも、1年365日の「毎日のケア」は自分で選ぶしかない。洗って、保湿して、刺激を足さない。それを続けられるものを探そう、と決めました。

KADASONを選んだ、4つの理由。
いろいろ比較して行き着いたのが、ワイズ製薬の「KADASON(カダソン)」でした。脂漏性の頭皮悩みに向けて設計された、医薬部外品のスカルプケアです。正直、半信半疑でした。それでも選んだ理由は、はっきりしています。
医薬部外品として承認された、2つの有効成分
甘草由来の抗炎症成分「グリチルリチン酸2K」と、角質ケアの「サリチル酸」。「ふけ・かゆみを防ぐ」「頭皮を清浄にする」という効能を、医薬部外品の枠組みで届けている製品でした。
「入れない」ことに、こだわっている
オイルフリー、アミノ酸系洗浄成分、そして7つの不使用。私の頭皮を悪化させたのは「足すケア」でした。だから「引き算」で設計されていることが、いちばんの決め手に。
医師50名への調査結果を、そのまま公開している
皮膚科・美容皮膚科医50名への調査で、84%がグリチルリチン酸2Kを「セルフケアに有用」と評価。初期・寛解期に推奨されるケアの1位は「低刺激ケア」(64%・66%)。数字を隠さず見せている姿勢に、信頼を感じました。
「治療を代替しない」と、自分で言い切っている
ブランドサイトには「治療は医療へ。毎日のケアは低刺激へ」と書かれています。薬剤師が監修し、シリーズ累計150万本。煽らないメーカーの方が、信じられる。そう思いました。


左:薬用スカルプシャンプー・トリートメント・エモリエントの3ステップ。右:油分の代わりに保湿を担う、シロキクラゲ多糖体。
※医師調査:脂漏性皮膚炎に関する皮膚科・美容皮膚科医アンケート(n=50、2026年、ワイズ製薬株式会社)。調査は製品の効能効果を示すものではありません。※累計販売本数は2025年9月時点、ワイズ製薬発表。
私が試したものと、KADASONの比較。
「結局どれがいいの?」と聞かれるので、自分が実際に使ったものを軸に表にしました。あくまで私個人の使用感の比較です。
| 試したもの | 頭皮への刺激 | フケ・かゆみへの実感 | 続けやすさ | 月あたりの目安 |
|---|---|---|---|---|
| 市販のフケ用シャンプー | 強い香料・洗浄力 | 最初だけ。1週間で元通り | 安いが、やめた | 約500〜900円 |
| サロン専売シャンプー | ふつう | 髪は良い。頭皮は変わらず | 高くて続かず | 約2,500〜4,000円 |
| 皮膚科の処方薬 | —(治療) | 症状が出たときは必要 | 受診が必要 | 診察料+薬代 |
| KADASON 薬用スカルプシャンプー | 無香料・オイルフリー・アミノ酸系 | 2〜4週で「気にならなく」なっていった | 3か月継続中 | 約2,000円前後(1本約1.5か月) |
※価格は私の購入時の目安で、店舗・時期により異なります。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。※皮膚科の治療とシャンプーは役割が違うため、優劣の比較ではありません。
こんな人には、おすすめできる
- 市販のフケ用シャンプーで「最初だけ効いて戻る」を繰り返している
- 皮膚科の薬は使っているが、薬を塗らない時間のケアが決まっていない
- 香料・シリコン・強い洗浄力で頭皮が荒れやすい
- 1〜3か月かけて、頭皮環境を落ち着かせたい
こんな人には、向かないかも
- 1週間で劇的な変化を期待している
- シャンプーの香りを楽しみたい(無香料です)
- 今まさに強い炎症・赤みがある(まず皮膚科へ)
使ってみて、起きたこと。
ここからは、私の記録です。劇的な変化を期待して読むと、拍子抜けするかもしれません。でも、この「静かさ」こそが、私が10年間探していたものでした。
香りがしない。つっぱらない。
泡立ちは思ったより豊か。合成香料が入っていないので、洗い上がりは「何もにおわない」。頭皮がキュッとつっぱる感じがなく、少し拍子抜けしました。
肩を払う回数が、減った気がする。
まだ「気がする」レベル。ただ、朝の身支度で肩を確認する時間が、少し短くなっていました。
トリートメントを、頭皮につける。
「このトリートメントは頭皮につけられる」と知って、半信半疑で試しました。オイルフリー・シリコンフリーだから、頭皮に残ってもべたつかない。かゆくて夜中に目が覚めることが、なくなっていったのはこの頃からです。

朝の「フケチェック」を、しなくなった。
ふと気づくと、鏡で生え際を確認する習慣がなくなっていました。フケが目立たなくなったというより、「気にする対象」から外れていった感覚です。
黒いニットを、買った。
クローゼットに黒が戻ってきました。頭皮は相変わらず「付き合っていくもの」。でも毎日のケアが決まっているという安心感が、こんなに大きいとは思いませんでした。

変わったのは、頭皮より「毎日」だった。
服を、色で選べる。
明るい色の服ばかり。黒は「肩が目立つから」と避けていた。今は、着たい色を着る。それだけのことが、こんなに気分を変えるとは。
美容室の予約を、先延ばしにしない。
シャンプー台で頭皮を見られるのが憂うつで、3か月以上あけることも。「ケアを続けている」という自信があるので、普通に予約できるようになった。
会議で、身を乗り出せる。
人と近い距離で話すとき、無意識に頭を引いていた。頭皮のことを考えずに、目の前の話に集中できる。仕事のパフォーマンスにも、正直、影響していたと思う。

私だけじゃなかった。届いている声。
KADASONには、使った人から手書きの「感想ハガキ」が届き続けているそうです。私と同じように、遠回りをした人の言葉を、いくつか紹介します。
頭皮の悩みで10年近く、皮膚科の薬で凌いできましたが、効果は一時的でした。今年の花粉の頃に悪化して、悩んだ末にカダソンに行き着きました。シャンプーとスキンケア一式を切り替えたら、10日ほどで生え際や顔の赤みが気にならなくなり、2ヶ月半たった今も落ち着いた状態が続いています。久保木さんのアドバイスもありがたかったです。
毛染めをこまめにしていたら、頭皮に赤みとかゆみが出てきて、皮膚科で脂漏性皮膚炎と言われました。薬を処方してもらってもなかなか落ち着かず、かゆみとフケに悩まされる毎日。ネットでこのシャンプーを知り、ダメ元で使ってみたら、今ではかゆみもフケも気にならなくなりました。ずっと使い続けたいです。
最初はシャンプーだけで、かなりフケや痒みが抑えられましたが、その後また気になるように。男はトリートメントをあまり使わない傾向がありますが、最後にトリートメントを試したところ、フケや痒みがほぼ気にならなくなりました。シャンプーとトリートメントのセット使いをおすすめします。
以前KADASONを使って調子がよかったので、別のものに替えてみたら、しばらくして頭皮のかゆみが再発。再度KADASONにもどしてみたら落ち着いたので、それからずっと愛用しています。
※KADASON公式X(@KADASON_ys)で公開されている感想ハガキ・お客様の声より。原文の一部を要約し、表現を調整しています。すべて個人の感想であり、製品の効能効果を保証するものではありません。使用感には個人差があります。
私がやっている、洗い方のコツ。
製品を変えただけではなく、洗い方も変えました。ワイズ製薬の薬剤師さんの発信や、同梱の説明を参考にした、6つのことです。
38℃前後のぬるま湯で、1〜2分の予洗い
熱いお湯は皮脂を取りすぎる。汚れの大半は、この予洗いで落ちる。
手のひらで泡立ててから、頭皮にのせる
原液を直接つけない。泡で頭皮を包むイメージ。
爪を立てず、指の腹で「動かす」
ゴシゴシこすらない。頭皮を軽く動かすように洗う。
トリートメントは、頭皮にもなじませる
KADASONのトリートメントはオイルフリー・シリコンフリーなので頭皮につけられる。ここが他と違うところ。
すすぎは「もういいかな」からもう30秒
すすぎ残しは、かゆみの原因になりやすい。
乾かしてから、エモリエントで保湿
ドライヤーは頭皮から離して、根元から。乾いた頭皮にオイルフリーのスプレーでうるおいを。

よくある質問(私が買う前に調べたこと)
KADASONは医薬品ですか?脂漏性皮膚炎が治りますか?
医薬品ではなく「医薬部外品」です。承認されている効能は「ふけ・かゆみを防ぐ」「毛髪・頭皮を清浄にする」「毛髪・頭皮をすこやかに保つ」など。治療を目的とした製品ではないので、症状が強い・続くときは皮膚科を受診してください。私も治療と並行して使っています。
どれくらいで実感できましたか?
私の場合、洗い上がりのつっぱりのなさは初日から。肩のフケが「減った気がする」のが1週目、かゆみで夜中に目が覚めなくなったのが2週目以降でした。個人差はあると思います。
シャンプーだけでいい?トリートメントも必要?
私はシャンプーから始めて、2週目にトリートメントを足しました。KADASONのトリートメントはオイルフリー・シリコンフリーで頭皮につけられるので、セット使いのほうが実感が早かったです。感想ハガキでも「トリートメントを足したら変わった」という声が多い印象です。
男性でも使えますか?
使えます。無香料で、実際にお客様の声も男性が多いです。定期コースで2本ずつ買っている男性の声もありました。
どこで買うのが安心ですか?
私はAmazonの公式ストアで買っています。理由は下にまとめました。
私がAmazonで買っている理由
最後に、正直に書いておきたいこと。
KADASONは医薬品ではありません。私の頭皮が落ち着いてきたのは、皮膚科での治療と、毎日のケアを両方続けたからだと思っています。どちらか一方だったら、また同じ遠回りをしていたはずです。
治療は医療へ。毎日のケアは、低刺激へ。
強いかゆみや赤み、症状が続く・広がるときは、まず皮膚科を受診してください。KADASONが担うのは治療ではなく、その前後にある長い日常のケアです。この線引きを、メーカー自身がはっきり書いていることが、私が信頼した理由でもあります。
もしあなたが、私と同じように「何をやっても変わらない」と感じているなら。試すべきは、もっと強いシャンプーではなく、「刺激を足さないケアを、続けること」かもしれません。
使い始めて5か月。相変わらず頭皮とは「付き合っている」状態ですが、黒いニットは2枚に増えました。同じ悩みを打ち明けてくれた同僚にも、この記事を送りました。


